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加古川上流巡り ~柏原の木の根橋 [cycling]

木の根橋

丹波市・柏原町柏原

樹齢1000年とも推定される大ケヤキ。
樹高22m、幹の周囲6m。県の天然記念物、指定文化財でもあります。

ケヤキの根が幅6mの奥村川をまたいで自然の橋を形づくっています。
ケヤキの大樹で奇形は珍しく、その形状から「木の根橋」と呼ばれ、四季の変化の美しさとともに、柏原のシンボルになっています。
後ろの建物は旧柏原町の町役場。


心地よい木陰の下でゆっくりめの休憩をとりました。


柏原八幡神社の参道
万寿元年(1024)に京都石清水八幡宮の別院として創建された神社で、戦国の乱戦時に2度も炎上。 現在の神殿は天正10年(1585)に豊臣秀吉によって造営されたらしく、国の重要文化財にも指定されています。

境内では女子高生が熱心にメールをしていました。時代ですね。


柏原の商店街です。古い商店街はどこも懐かしい昭和の匂いがして・・・

時の太鼓櫓

町内には藩邸や武家屋敷のほか、藩士の登城を知らせた太鼓が今も現存し「太鼓やぐら」として親しまれ、町文化財としても指定されています。

JR柏原駅

柏原は織田家の城下町。初代藩主織田信包(おだのぶかね)は織田信長の弟にあたります。
1時間ほど柏原の町を散策し、駅に戻りました。城下町の雰囲気を残す物は陣屋くらいでしたが、町全体が昔懐かしい雰囲気でした。
帰りは、西脇市目指して、国道175線を走ることにします。


途中、水別れ街道の標識。
柏原の先、石生(いそう)というところに、日本一低い中央分水界「水別れ」があります。
日本本土に降り注いだ雨は、山々の尾根から、一方は日本海へ、もう一方は太平洋へと流れて行きますが、その境界となる地点を「中央分水界」と呼びます。
今回は時間の都合で行けませんでした。残念ですが、今度この水別れ街道を走ってみようと思います。


加古川に沿って国道を進みます。
R175は交通量が多く、ところどころ道幅も狭かったので、自転車ではおすすめ出来ませんね。
次回は違うルートのほうが良さそうです。

旧氷上町から山南町、黒田庄へと戻り、出発点の道の駅「北はりまエコミュージアム」に戻ったのは、18時を大きく回った頃でした。

今回の加古川上流巡りはこれで終了です。
次は涼しくなった秋に行きたいなぁ・・・


タグ:丹波
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