小赤壁 ~姫路 [cycling]
小赤壁の遊歩道
姫路市・木場
姫路、小赤壁(しょうせきへき)です。
前回6月に行った時には、崖の上からの景色を紹介しましたね。
過去ログ: 絶景のベンチ: superb view bench
今日は、この崖の下。波打ち際が遊歩道になっているのです。
山陽電車八家(やか)駅の南に「木場ヨットハーバー」がありますが、この駐車場の東側から小赤壁の岩壁の下に出ることができます。
防波堤の前に解説看板がありました。
子供向けに書かれたみたいで、わかりやすいので紹介します。
いまから約7000万年前に、岐阜県から山口県にかけて大きな火山活動が何回も繰り返しておこり、吹き出した火山灰が積もってできたのが小赤壁なんだよ。高さ約50mの崖が東西900mほど続いている岩と石の海岸なんだ。
小赤壁という名をつけたのは、1780(享保15)年に大阪で生まれた頼山陽という先生が、ここの風景が中国にある「赤壁」という名勝地に似ているところから、小赤壁と名づけたらしいよ。
また、砂地や岩のすき間などには、ハマと名のつく約十種類の珍しい海浜植物のほかに、道端や草むらに生育する植物も育って、四季それぞれに美しい花を咲かせるから皆でよく観察してね。
小赤壁は、岩石や植物の勉強をする絶好の場所で、約1億5000万年前の岩など、自然がいっぱいのこっているよ。
平成15年7月 八木地区連合自治会
(文)灘中学校トライやる・ウィーク
遊歩道は一部砂浜、また波により破壊されているところもあるので自転車での走行は無理。
でも歩くには全く問題ないですよ。
遊歩道の周りには潮溜まりがたくさんあります。
満潮の時は遊歩道あたりまで海面下になるんでしょうね。
この時は干潮時。子供連れの家族がちょうど磯遊びにやってきました。
小赤壁は南向きの岩壁。フリークライミングのゲレンデとしても有名。
また、パラグライダーのスポットでもあります。
神戸から姫路にかけての播磨地方。ここは自然が残る貴重な海岸線です。
近くにこんな場所があったなんて・・・
改めて、ロケーションの素晴らしさに気付かされました。
本日のデータ 走行時間2:52 走行距離52.13 Av18.1 Mx47.7 総走行距離2,141
地図: 小赤壁