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めっこさん おっこさん [trail riding]


神戸市西区・神出町

昨日(1/10)は天気もよく、昼から時間が取れたので、近場を探索に。

14:30に出発。その5分後にデジカメを事務所に忘れてきたことに気付きました。
取りに帰るのもめんどくさい・・・
今回は全て携帯での写真です。ごめんなさい。

長法池

稲美町・岡

ため池です。
稲美町はため池の多いところ。
大小89もの「ため池」を有し、田園地帯とあいまってのんびりした雰囲気の町です。


ため池の横を走るこんな感じの道が多いのです。

葡萄園池

稲美町・印南

ここは、昔、ぶどう園のあったところ。
時の明治政府の肝いりでできた国営の播州葡萄園のことです。
西欧列強には早く追いつきたい当時の日本は、西洋農法による農業生産の増大と本格ワインの輸出による富国政策を展開していたのです。
国家プロジェクトとしてのワイン作りは着々と成功を収めました。ところが、その後の害虫の伝播により残念ながら終末となってしまったようです。

雌岡山と雄岡山

稲美台地を走っていると,東の方にこんもりとした山が見えてきます。

雌岡山(めっこさん)です。 めすおかやま と呼ばないでね。
わずか249.5mの標高ですが、遠くからでも判別できます。
そして右のちっちゃいのが雄岡山(おっこさん) おっかさん じゃないですよ。

お互いの距離が2km離れているので、近い雌岡山の方が大きく見えますが、山容がよく似た二つの独立峰です。
二つの山は何処からも良く目立ち、その山容の美しい一対の姿から、夫婦として例えられています。
また播磨富士として、珍しい一対のふるさと富士山としても親しまれています。
付近が平野なので、何時もきれいに立ち上がって見えますね。

今日はめっこさん(雌岡山)に登ってみましょう。

まずは、登山口にある大きな鳥居から。

この地区は神戸市西区神出町(かんでちょう)
その町名からして神の出ずるというユニークな名前で、昔、スサノオノミコトとクシナダヒメノミコトが降臨され、オオクニヌシノミコトはじめ多くの神々がお生れになった事からとの説があります。

神出神社

頂上にある、その神々が祭られている神出神社です。

登山道は坂がきつくて、赤土が剥き出し、石ころがごろごろと転がっていたり、張り出した木の根があったりしたので、途中から舗装路を登りました。

登山口に大きな鳥居、そして頂上に神社があることから、登山道というよりは「参道」といったほうが適切かもしれませんね。
森の木々の間からは遠く明石海峡が見えます。そしてこの参道はちょうど子午線上にあるのです。

神社の南側は展望がおおきく開けていて、六甲の山並みや淡路島が見渡せました。

子午線上なので、大橋や淡路の見える方向が真南ですね。

古代から神の降臨鎮座した山との伝説と神話の残る古代風土記の丘。

せっかくオフ仕様のタイヤで来たので、下りは激しい傾斜の参道をゆっくり降りてきました。

「育みの里 かんでかんで」

近くの神出町小束野にある楽農レストランです。

その日の朝に収穫した朝採り野菜や果物のほか、地元野菜を中心に、安全で新鮮な野菜をふんだんに調理、季節毎の旬の味で大人気です。

休日のランチは1時間待ちだとか。平日の昼に今度また来ようと思います。

又佐エ門池

神戸市西区・神出町宝勢

ため池に映る冬の夕陽。
最近少しづつ、夕方がゆっくりになってきましたね。

柔らかい日差しを全身に受けながら、帰途につきました。

本日のデータ 走行時間2:13 走行距離36.75 Av16.5 Mx45.1 総走行距離2719.5

地図: 雌岡山


タグ:稲美町 神戸
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