フレンチ化 [parts]
仏式と英式
自転車のチューブの話しです。
スポーツ自転車に乗る前は、チューブのバルブの型なんて気にしたこともありませんでした。
英式、仏式、米式・・・
バルブには3種類あります。
国内の自転車全般に普及しているのは「英式」(写真右側)ですね。
バルブの中には虫ゴムが入っていて、いわゆる空気入れでキコキコ入れるタイプ。
それに比べて左側の細身のは「仏式」と呼ばれるもので、微妙な空気圧の調整がし易くなります。
はじめ「仏式」と聞いて、ほとけしき? なんて思ったりしました。
ずいぶんありがたい名前のバルブなんだと・・・
通常の呼び方としては、フレンチバルブとかプレスタと呼ぶそうです。
ところが、僕のMTB。
最初からチューブは英式だったのです。
この辺が高級車と違うところなんでしょうね?
フレンチバルブの存在には気付いたものの、リムの穴の径が違うので、交換するのは無理だと諦めていたのです。
しかし、スペーサーというアダプターをつけると可能だそうです。
近くの「あさひ」に早速買いに行きましたよ。
右の小さなナットがそうです。
1個100円。これをバルブの元につけるといいみたい。
これで穴を小さくするのですね。
ちなみに、左の部品は、仏式のバルブに英式のポンプを使うとき用のアダプター。
これを持っていると、トラブル時ママチャリ用の家庭用ポンプでも使用可能だそうです。
チューブのフレンチバルブ化完成!
スペーサーをリムの裏側から固定しています。
英式よりも断然空気が入れやすくなるのですね。
そして空気圧の調整も、これなら簡単に出来そうです。
今頃になってフレンチ化とは、なんとも恥ずかしいお話でした。