小野富士と「きすみの見晴らしの森」遊歩道 [trail riding]
小野富士の北尾根
先週の金曜日の午後は小野アルプスへ山ポタです。
この時期昼からだと、あまり遠出はできません。車使用でした。
コースは小野アルプス縦走路の真ん中。小野富士と「見晴らしの森」周辺。
行ったことがないので、少し探検気分?で出かけました。
鴨池の駐車場に車を止めて、地図上のSTART地点から、いよいよ林道に突入。
最初は正面に紅山が見える紅山林道と呼ばれる道。スタートは立派な道ですが・・・
山に入ると道がどんどん細くなっていきます。
そしてシングルトラックに。すっかり山らしくなりましたね。
A地点
峠を少し越えたあたりに、縦走中コースの看板がありました。
まっすぐ行くと権現池へと抜けるのですが、今日はここを左に。
関電の高圧線鉄塔の巡視路となっており、しばらくは押しと担ぎの連続。
完全な山登りです。岩場が多く、MTBを抱えて苦戦します。
南側は展望がよい分、切り立った岩壁なので、注意して登りましょう。
高圧線鉄塔直下のB地点。
背後にある小野富士の山頂まではもうすぐです。
小野富士山頂。C地点、197.7M
小野富士は惣山ともいわれているようです。標高は低いのですが、展望はよく、眼下は山陽自動車道、加古川の流れの向こうには加古川・明石の街並みが見えます。明石海峡もよく見えましたよ。
写真は平荘湖、高砂の工業地帯を隔てて、播磨灘に浮かぶ上島です。
山頂から北の尾根を行くと展望デッキが見えました。
D地点の展望デッキ。北の展望はここからがよさそうです。
ここから下りの道もあるようですが、再び小野富士山頂に戻ります。
この尾根道は快適です。岩尾根の様相は、まさに小野アルプスに相応しい!
さてここからが、お楽しみの山ポタ。
次なる目標E地点の山が目の前にそびえています。まずはどーんと急降下。
乗車は難しいですが、しばらくすると快適な尾根道になります。
E地点。アンテナ山に到着。
その名の通りアンテナがたくさん張り巡らされていました。
展望がいいので、電波の受信にも向いているのでしょうね。
次の山168.3Mのピーク目指して再び下りです。
F地点。
Eのアンテナ山と168.3M三角点との鞍部です。そのまま縦走路を進むルートと、きすみの見晴らしの森方面とに別れます。
ここから東入口方面のG地点へ下ったのですが、これが快適なダウンヒル。
いっきにG地点まで降りてしまいました。
きすみの見晴らしの森の東入口であるH地点のすぐそばになります。
ここからは雑木林の中のゆるやかな遊歩道。
中央林間広場へ向けて「きすみ見晴らしの森」遊歩道が続いているようです。
I地点。中央林間広場に出ました。
大きな案内図が掲げられています。
きすみの見晴らしの森
このきすみの見晴らしの森は小野市の西南端に位置し、加古川市と尾根部で接しています。
森は気候の影響を大きく受けますが、ここの気候は温暖で雨の少ない瀬戸内式気候に属しています。
この森の特徴は、谷筋から尾根部へと変わるにつれて森の様子が大きく変化することです。それにつれてみられる動物や植物も異なります。谷沿いでは樹高の高い立派な森となっていますが、標高が高くなるとともに樹高が低くなっています。尾根筋では草原状となり、草原の植物やチョウなどに出会えるでしょう。また、大きな岩が点々と見られます。
展望デッキからは小野市内が、尾根筋の道からは遠く播磨灘や淡路島がながめられます。
~案内板より
テラス、テーブル完備の広くきれいな広場で、あちこちにこのような巣箱があったりします。
野鳥も集う、市民の憩いの場なんでしょうね。
広場の前には雰囲気のある野池。
こうして池のほとりで佇むと、森の静寂さに包まれて心地良いですね。
この先は、J地点の中央入口方面と小野富士・西入口方面へと遊歩道が続いているようです。
池をぐるっと回って西入口への道を進みます。
K地点。
西出口です。ここで紅山林道に合流します。
そして来た道を辿って駐車場へと戻りました。
最近雨が多かったせいか、ところどころウェットな路面でMTBはどろどろになってしまいました。
日も暮れてきたし、早速帰って洗ってやらないと・・・
でも、せっかく車で来たので少し寄り道して帰りましょうか。
足湯です。
近くにある白雲谷温泉「ゆぴか」でしばしほっこりと・・・
短い時間でしたが、冬の山を楽しめた半日でした。
地図: 小野富士
本日のデータ 走行時間1:11 走行距離12.8 Av10.6 Mx30.3 総走行距離2768.7