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はりまシーサイドロード :坂越~相生 [touring]

坂越大道の旧家

赤穂市・坂越

2007.4.3(Tue) XTC800のフロントディレイラーの調子が良くなってか、春の陽気に誘われてか、久しぶりに長い距離を走ってみたくなり、春の海と桜を見ようと、赤穂市まで出かけました。
月曜日のすごい黄砂から一転、快晴で透き通った空です。

JR坂越駅

12:43 ここまでは輪行で、JR土山駅から約1時間、950円でした。

早速、坂越の街並み散策を開始。
坂越のまちは、赤穂市の景観形成地区に指定され、古くから廻船業や漁業、明治にかけては赤穂の塩を運ぶ港町として栄えました。
街の真ん中には坂越大道(さこしだいどう)という石畳風の大通りがあります。

奥藤酒造の酒蔵

坂越大道の途中に建つ、400年以上も続く「奥藤酒造」
現在赤穂市内で唯一の造り酒屋であり、「忠臣蔵」ブランドの日本酒を製造販売しています。
ここで造られたお酒は、西国大名の本陣にあてられたそうで、さすが風格を感じさせますね。

古い街並みを歩いていると、まるで江戸時代にタイムスリップしたような錯覚が・・・


こんな路地にも歴史を感じますね。

坂越湾

坂越大道はやがて穏やかな坂越湾へとつながります。
この街が廻船業で栄えたのは、目の前に浮かぶ生島が防波堤の役を果たしていたおかげとか・・・
まさに天然の良港!

ここからはしばらく坂越湾沿いを走ります。


左:相生湾 相生市・壺根港付近から
坂越湾と別れ、急登を駆け上がると今度は相生湾が開けます。
瀬戸内海の湾の中でも特にいりくんだ相生湾。
西岸には関西電力の火力発電所、石川島播磨重工業の造船所があります。
相生は日本有数の造船地帯。ドックの街は昨今の造船景気で元気なようです。
右:日の浦トンネル
発電所と造船所の裏の道を相生に向けて進みます。
トンネルが2ヶ所あり、日の浦トンネルは道幅が狭く、一気に抜けなければなりません。


13:24 トンネルを抜けると、美しい橋があります。
少し休憩。ここは秋になると紅葉がきれいなポイントなのです。


左:道の駅・あいおい白龍城
13:35 中国から伝わったペーロン競漕にちなんで中国風の造りのド派手な建物になっています。
ここで少し遅い昼食にしました。すし定食980円。
右:相生ペーロン祭・相生ペーロン競漕の会場
相生湾で開催される相生ペーロン祭・相生ペーロン競漕は、播州路に初夏を告げるイベントとして全国に名を知られています。
長さ13mのペーロン船に艇長、舵取、太鼓、銅鑼(ドラ)、漕手28名の計32名が乗り組み、4隻のペーロン船が競漕する競技です。片道300mのコースを往復し600mのタイムを競うのです。

相生湾東側の国道250線

14:18 先ほどの発電所、造船所を対岸に見ながら、次の目的地「室津」に向けてひたすら走ります。

この続きはまた明日に・・・


タグ:赤穂 相生
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