加古川上流巡り ~黒田庄の里山 [cycling]
紳士服の紡績工場
西脇市・黒田庄町大門
黒田庄の里山から谷川へ抜ける道をのんびりポタしました。
JR黒田庄駅の少し北側に、立派な鳥居が建っています。
兵主神社
西脇市・黒田庄町岡
勧請1200年以上の歴史のある神社で、県の重要指定文化財の拝殿は、かや葺屋根長床で桃山時代の建築様式を伝える全国的にも貴重なものです。
拝殿は畳敷きと木張りの部分からなる長床様式です。
日差しはこんなに暑いのに、屋根の下にいると涼しい風が通り抜け心地のいい休憩となりました。
道の途中、紳士服専門の看板のある紡績工場を発見。
この周辺には紡績産業が古くから栄えたようです。
今でもノコギリ屋根の紡績工場がいくつか点在しています。
中をのぞくと、糸巻きから出たたくさんの糸が、一枚の服地に織り上げられていきます。
さらに北上すると、ちょうど黒田庄の真ん中、JR本黒田駅に着きました。
かわいい小屋のような駅舎。里山の無人駅。風情がありますね。
日本の里山の景色がこの一帯に広がります。
ひぐらしの心地よい鳴き声が聞こえてきました。
セミというと、都会ではクマゼミやアブラゼミ。ひぐらしはまず聞きませんからね。
いいですね~。ひぐらし・・・
道は丹波市・山南町に入りました。
写真は加古川を渡る谷川大橋。
橋からはアールのきれいな小さな堰き止めが見えます。
真ん中の階段状のところは魚道になっていますね。
魚たちはここからさらに川の上流を目指しますが、僕ももう少し遡ってみます。
里山と川のせせらぎとセミの声・・・まさに夏の風景の中のんびりポタは続きます。