小赤壁 ~姫路 [cycling]
小赤壁の遊歩道
姫路市・木場
姫路、小赤壁(しょうせきへき)です。
前回6月に行った時には、崖の上からの景色を紹介しましたね。
過去ログ: 絶景のベンチ: superb view bench
今日は、この崖の下。波打ち際が遊歩道になっているのです。
山陽電車八家(やか)駅の南に「木場ヨットハーバー」がありますが、この駐車場の東側から小赤壁の岩壁の下に出ることができます。
防波堤の前に解説看板がありました。
子供向けに書かれたみたいで、わかりやすいので紹介します。
いまから約7000万年前に、岐阜県から山口県にかけて大きな火山活動が何回も繰り返しておこり、吹き出した火山灰が積もってできたのが小赤壁なんだよ。高さ約50mの崖が東西900mほど続いている岩と石の海岸なんだ。
小赤壁という名をつけたのは、1780(享保15)年に大阪で生まれた頼山陽という先生が、ここの風景が中国にある「赤壁」という名勝地に似ているところから、小赤壁と名づけたらしいよ。
また、砂地や岩のすき間などには、ハマと名のつく約十種類の珍しい海浜植物のほかに、道端や草むらに生育する植物も育って、四季それぞれに美しい花を咲かせるから皆でよく観察してね。
小赤壁は、岩石や植物の勉強をする絶好の場所で、約1億5000万年前の岩など、自然がいっぱいのこっているよ。
平成15年7月 八木地区連合自治会
(文)灘中学校トライやる・ウィーク
遊歩道は一部砂浜、また波により破壊されているところもあるので自転車での走行は無理。
でも歩くには全く問題ないですよ。
遊歩道の周りには潮溜まりがたくさんあります。
満潮の時は遊歩道あたりまで海面下になるんでしょうね。
この時は干潮時。子供連れの家族がちょうど磯遊びにやってきました。
小赤壁は南向きの岩壁。フリークライミングのゲレンデとしても有名。
また、パラグライダーのスポットでもあります。
神戸から姫路にかけての播磨地方。ここは自然が残る貴重な海岸線です。
近くにこんな場所があったなんて・・・
改めて、ロケーションの素晴らしさに気付かされました。
本日のデータ 走行時間2:52 走行距離52.13 Av18.1 Mx47.7 総走行距離2,141
地図: 小赤壁
林崎掘割道 [cycling]
林崎掘割道
神戸市・西区平野町中津
林崎掘割は西明石の林崎・鳥羽地方の水利のため神戸市西区平野町黒田の明石川から取水し、山裾を縫って、明石市鳥羽にある野々池貯水池までの約6kmに作られた疎水です。
場所がわかりにくいのですが、僕のおすすめコースは、大久保町松陰にあるオイシスの食品工場から上川池の北を通り、野々池の北にある大池に続く田園風景の中を進む道。
途中、涼しげな竹やぶのトンネルに出会います。
いい雰囲気でしょ?このコースを勧める理由はこれなんです。
このトンネルだけでも行ってみる価値は十分ありますよ。
更に進むと下りになり用水路が現れます。
林崎掘割道です。
来た道を挟んで両側に掘割沿いの道が見つかるはずです。
印南野台地上にあって、溜池を作っても水が流れ込まないために田作りの水に乏しく、嘆き悲む農民が多かった林崎地方。万治元年(1658)、庄屋達が灌漑用水確保のための堀割を完成させた。
その後、林崎掘割用水路を利用して次々に新田を開発、昭和5年には、水田かんがい面積は745町余り。(1町は3,000坪)にもおよんだそうです。
しっかりと踏み固められた道なので、ロードでも大丈夫でしょう。
掘割には柵がないので落っこちないように注意して進んでくださいね。
掘割疎水路案内図
帰りに明石の西新町近くの「大観亭」に寄って帰りました。
パラリとしたやきめし450円。大盛りで食べきれないかと思いました。
2人前のボリューム以上かも?必死で食べました。こんなに多いのははじめて・・・
本日のデータ 走行時間2:18 走行距離45.98 Av19.8 Mx39.3 総走行距離1965.0
ルート: 林崎掘割道
地図: 大観亭
宮古島ざわわポタ ② [cycling]
来間大橋
宮古島市下地町来間
昨日の「ざわわポタ」の続きです。
この日は曇り時々晴れ。スカッと快晴の空に期待したのですが、いまいちのお天気で残念でした。
宮古の3大人気ビーチを紹介します。
吉野海岸
熱帯魚の種類も数も多く、シュノーケルポイントとして、観光客や地元の人たちに人気のビーチ。
我が家はこの日一番乗りでビーチに到着、みんなでシュノーケリングを楽しみました。
波打ち際から5,6Mのところからいきなり珊瑚の世界で、足の踏み場に困るぐらいです。
うちの子供たちは、イソギンチャクとクマノミ探しに夢中。
実は僕、ダイビングのライセンス(PADIアドバンスドウォーター)を持っているので、かなり沖まで出てみましたが、1M弱と大きめな魚の群れがいたり、イカが泳いでいる姿をはじめて見る事ができました。
シュノーケリングだけでもかなり楽しめましたよ。
砂山ビーチ
市街地の平良から北へ4キロ。
パウダーのような白い砂の丘を越えたところにビーチがあります。
吹き抜けの洞窟など自然の造形が美しく、観光客が必ず訪れるというスポットです。
さて、ポタに戻ります。
前浜ビーチ
宮古を代表するビーチです。
「東洋一の白い砂浜」がキャッチフレーズのこのビーチ、純白の砂浜が延々と続きます。
東急リゾートがこの浜にありますが、トライアスロンのスタート地点としても有名です。
前浜ビーチから来間大橋(くりま)
宮古本島と来間島を結ぶ1690Mの橋で、橋の上から見る海やリーフは、太陽の光の加減で様々な色に変化して美しい。ここで休憩しましたが、飽きさせない風景でした。
橋の中央には4体のシーサーが海を見守っています。
来間島の竜宮城展望台
来間島の高台にある展望台。展望が素晴らしく、対岸の前浜ビーチや、伊良部島までも一望できます。
与那覇湾の漁港
宮古島市平良久松
港町の久松地区です。
写真のように、沖縄では民家などの塀に「石敢當(いしがんとう)」の文字をよく見かけます。
これは道に設置される魔よけです。
平和な生活を乱しにやってくる魔物は、なぜか曲がるのが下手で、T字路や三叉路の突き当たり、袋小路の奥などにおかれている「石敢當」の石板に激突し、砕け散ってしまうのだということです。
石敢當、ここ宮古でもたくさん見られました。
南国独特の集落が迷路のようになってて楽しかったですよ。
平良港
琉球海運のコンテナヤード。
伊良部島・佐良浜行きの高速艇。
バイナガマビーチ
最後のビーチでのんびりして、今回のざわわポタも終わりです。
島の中央に広がるさとうきび畑、海浜の黒牛の放牧場、肩を寄せあう赤瓦の家並みとふくぎの並木。
心安らぐ純農村の原風景の残る島・・・
宮古島のような離島はのんびりできていいですね。
今回は3泊4日の旅でしたが、きれいなビーチで時間を忘れて過ごすなら、宮古島がおすすめです。
今度はいつ来られるかなぁ~。
宮古島ざわわポタ ① [cycling]
黄色のハイビスカス
宮古島市平良下里
今週の月曜日から夏休みをいただき、沖縄の宮古島に家族で行ってきました。
気にしていた台風も逸れ、海水浴やシュノーケリング、ドライブを楽しめました。
2007.8.20 7:30
神戸空港でANA那覇行に乗り込み、いよいよ南国モードに突入です。
中華航空機の爆発!
那覇空港で宮古行きに乗り換えのため、搭乗口内で待機中にあの爆発事故が起こりました。
燃え盛る火柱とたちこめる黒煙。
けが人もなくよかったでですが、おかげで出発が2時間遅れました・・・
騒然とするロビー内。
沖縄中のすべての消防車が駆けつけたようです。
目の前で飛行機が燃えている姿を見るのは当然初めてですが、結構ショッキングでした。
14:10 無事、宮古に到着し早速ホテルの前のビーチで遊びます。
宿泊は「宮古島東急リゾート」
3日めの14時からいよいよ自転車ポタの開始です。
現地のレンタサイクルはママチャリ中心。その中で、TOKYO BIKEばかりをラインアップしたお店「レンタサイクルぷらすにどぉ」でお借りしました。
TOKYOBIKE SPORTSの白。
僕のXTCよりずっとスリムで、楽に高速巡航ができました。
すでにレンタカーで島内一周等、いろいろ見て周っていたので、少し土地勘ができており、4時間弱で回って帰ってこられるポタコースを頭の中で練って、地図1枚だけをポケットに突っ込んで出発です。
宮古島は沖縄本島(那覇市)の南西方約300Km、石垣島の手前約130Kmの距離にあり、島全体がおおむね平坦でところどころ低い台地があります。
まず、中心部の平良市から、島の真ん中を縦断し、太平洋側に抜ける県道201線を行きます。
宮古空港の先からは、ずっとさとうきび畑の道を走ります。
ざわわ・ざわわ・・・♪ の風景です。
ひたすら続くさとうきび畑
宮古島市城辺下里添
総面積の52%(約1万2千m2)が耕地面積、温暖な気候と豊富な地下水を有し、農耕上の好条件をもっている反面、台風・干ばつ等の自然災害があります。農業生産は、主にさとうきび。
地層は弱アルカリ性の隆起サンゴ礁の琉球石灰岩からなります。赤土の土壌ですね。
収穫の時期なんでしょうか?
あちこちでこのように「おじい、おばあ」が精を出しています。
小学校の校庭
この島の校庭はほとんど芝生のようです。
こちらは中学校
思ったより立派な校舎です。
一泊1,500円の民宿
宮古島市城辺友利
長期滞在者、若者、リピーターに人気の民宿。おしゃれなペインティングのハウスです。
ここからは島唯一の国道R390号線で西を目指します。
泡盛工場。「琉球王朝」の多良川。
石灰質の地層からつくられる地下水脈の川があり、多良川は、その地下からの良質の硬水で仕込み作業を行っています。
製糖工場。宮古製糖城辺工場
島には、宮古製糖・沖縄製糖という2つの製糖工場があります。
宮古産のミネラル豊富な「黒糖」もここで作られているのでしょうね。原料はもちろんさとうきび。
さすが南国!
ハイビスカスの花が当たり前のようにそこらじゅうで咲いています。
黒いアゲハ蝶がたくさん見られました。
太平洋を正面に見ながら、気持ちよく坂を下っていきます。
宮古島市上野新里
STRONG MAN
東平安名崎(ひがしへんなざき)にあるエイドセンター
トライアスロンでも有名な宮古島。
1,500人規模の全日本トライアスロンの大会が毎年4月に開催されます。
スイム3K・バイク151K・フルマラソン・・・まさに鉄人ですね。
ちなみに今大会で優勝者の自転車タイムは4:02。平均時速38K。
3キロ泳いだ直後、42.195のフルマラソンの直前にこのタイム。凄すぎ・・・
ルート: 宮古島ざわわポタ
加古川上流巡り ~柏原の木の根橋 [cycling]
木の根橋
丹波市・柏原町柏原
樹齢1000年とも推定される大ケヤキ。
樹高22m、幹の周囲6m。県の天然記念物、指定文化財でもあります。
ケヤキの根が幅6mの奥村川をまたいで自然の橋を形づくっています。
ケヤキの大樹で奇形は珍しく、その形状から「木の根橋」と呼ばれ、四季の変化の美しさとともに、柏原のシンボルになっています。
後ろの建物は旧柏原町の町役場。
心地よい木陰の下でゆっくりめの休憩をとりました。
柏原八幡神社の参道
万寿元年(1024)に京都石清水八幡宮の別院として創建された神社で、戦国の乱戦時に2度も炎上。 現在の神殿は天正10年(1585)に豊臣秀吉によって造営されたらしく、国の重要文化財にも指定されています。
境内では女子高生が熱心にメールをしていました。時代ですね。
柏原の商店街です。古い商店街はどこも懐かしい昭和の匂いがして・・・
時の太鼓櫓
町内には藩邸や武家屋敷のほか、藩士の登城を知らせた太鼓が今も現存し「太鼓やぐら」として親しまれ、町文化財としても指定されています。
JR柏原駅
柏原は織田家の城下町。初代藩主織田信包(おだのぶかね)は織田信長の弟にあたります。
1時間ほど柏原の町を散策し、駅に戻りました。城下町の雰囲気を残す物は陣屋くらいでしたが、町全体が昔懐かしい雰囲気でした。
帰りは、西脇市目指して、国道175線を走ることにします。
途中、水別れ街道の標識。
柏原の先、石生(いそう)というところに、日本一低い中央分水界「水別れ」があります。
日本本土に降り注いだ雨は、山々の尾根から、一方は日本海へ、もう一方は太平洋へと流れて行きますが、その境界となる地点を「中央分水界」と呼びます。
今回は時間の都合で行けませんでした。残念ですが、今度この水別れ街道を走ってみようと思います。
加古川に沿って国道を進みます。
R175は交通量が多く、ところどころ道幅も狭かったので、自転車ではおすすめ出来ませんね。
次回は違うルートのほうが良さそうです。
旧氷上町から山南町、黒田庄へと戻り、出発点の道の駅「北はりまエコミュージアム」に戻ったのは、18時を大きく回った頃でした。
今回の加古川上流巡りはこれで終了です。
次は涼しくなった秋に行きたいなぁ・・・
加古川上流巡り ~柏原の陣屋 [cycling]
柏原藩陣屋跡
丹波市・柏原町柏原
山南町、谷川大橋を渡り、15:45 JR谷川駅に到着です。
谷川駅は加古川線と福知山線の乗換駅で、周辺には旅館や食堂などがあります。
昨年、ここ丹波市・山南町で、日本では産出が稀な恐竜の化石が発見されました。
特に同一個体に属すると思われる複数の骨が埋まっている可能性があり、日本ではトップクラスの恐竜化石になると考えられています。
この大発見のおかげで、町は今、恐竜ブームで沸いています。
きっと町興しの起爆剤になるでしょうね。
駅前のタクシーの窓にも恐竜のステッカーが誇らしげに?貼られてました。
ここからは、本日の最終目的地、柏原を目指します。
谷川駅からJR福知山線沿いの道を北上。長く緩やかな上りが続きますが、道幅も広く、車はあまり走っていない絶好の道です。
途中から次第に激しい上りになってきましたが、やがて峠のトンネルに到着。
奥野々トンネルです。505m。写真のようにトンネル内は広い歩道が確保されていて安心でしたよ。
トンネルを抜けると、柏原の手前まで長い下り坂となります。
この坂で、これまでの最高速度61.2kを記録しました。 スピード出すぎ・・・驚
16:29 お目当ての柏原に到着です。
柏原町(かいばらちょう)と読みます。大阪の柏原市(かしわらし)とは呼び方が違いますね。
兵庫県の中東部にあり、人口は約1万人。旧氷上郡。恐竜の山南町同様、2004年11月に氷上郡6町が合併し丹波市になりました。現在は丹波市柏原町。
柏原町は歴史ある城下町です。早速ぶらっと見て周ります。
長屋門
陣屋の正門として正徳4年(1714)に建造され、門の両袖が長屋のように仕切られているため長屋門と呼ばれてます。
柏原藩陣屋跡
柏原藩主織田家の公邸。文政元年(1818)に焼失し、その後再建されたものが現在の建物です。
建築様式は書院造りで、桧皮葦唐破風の玄関と東南方向へ雁行式に続く大書院は当時のままの姿をとどめています。
昭和46年に国の史跡に指定されました。
大手会館
明治前期の貴重な洋風建造物。1885年(明治18年)に竣工した木造2階建て下見板張りの校舎建築。 玄関部に特徴があり、2階バルコニーの下支えに6本の円柱が据えられ、扉上部の飾り窓にはステンドグラスがはめ込まれてます。
旧氷上郡各町村組合立高等小学校として建てられたがその後、氷上第一高等小学校、群立柏原病院、 柏原高等女学校校舎として使用。今は校舎としての役目を終え、地域の会館として親しまれているようです。
寄せ棟造りの本棟は、屋根は瓦葺きながら、外壁の下見板には白色系のオイルペンキが塗られ、見事な明治中期の洋風建築です。この時代の建築は洋風でモダンなものがよく見られますね。
地図: 柏原藩陣屋跡・大手会館
加古川上流巡り ~黒田庄の里山 [cycling]
紳士服の紡績工場
西脇市・黒田庄町大門
黒田庄の里山から谷川へ抜ける道をのんびりポタしました。
JR黒田庄駅の少し北側に、立派な鳥居が建っています。
兵主神社
西脇市・黒田庄町岡
勧請1200年以上の歴史のある神社で、県の重要指定文化財の拝殿は、かや葺屋根長床で桃山時代の建築様式を伝える全国的にも貴重なものです。
拝殿は畳敷きと木張りの部分からなる長床様式です。
日差しはこんなに暑いのに、屋根の下にいると涼しい風が通り抜け心地のいい休憩となりました。
道の途中、紳士服専門の看板のある紡績工場を発見。
この周辺には紡績産業が古くから栄えたようです。
今でもノコギリ屋根の紡績工場がいくつか点在しています。
中をのぞくと、糸巻きから出たたくさんの糸が、一枚の服地に織り上げられていきます。
さらに北上すると、ちょうど黒田庄の真ん中、JR本黒田駅に着きました。
かわいい小屋のような駅舎。里山の無人駅。風情がありますね。
日本の里山の景色がこの一帯に広がります。
ひぐらしの心地よい鳴き声が聞こえてきました。
セミというと、都会ではクマゼミやアブラゼミ。ひぐらしはまず聞きませんからね。
いいですね~。ひぐらし・・・
道は丹波市・山南町に入りました。
写真は加古川を渡る谷川大橋。
橋からはアールのきれいな小さな堰き止めが見えます。
真ん中の階段状のところは魚道になっていますね。
魚たちはここからさらに川の上流を目指しますが、僕ももう少し遡ってみます。
里山と川のせせらぎとセミの声・・・まさに夏の風景の中のんびりポタは続きます。
加古川上流巡り ~経緯度交差点 [cycling]
岡之山美術館
西脇市・上比延町
8月も半ば。毎日暑い日が続きますね。
昨日はこの暑さの中、涼しさを求めて西脇から柏原まで加古川の上流をポタしてきました。
今回は西脇~黒田庄までを紹介します。
西脇までは車で移動。14:15着。
道の駅「北はりまエコミュージアム」
ここに車を停め、XTCを組み出発です。
日本へそ公園
東経135度と北緯35度が交差する西脇市は、いわば日本の中心地。
「日本のへそ」として町おこしが盛んです。
岡之山美術館
西脇市出身の画家、横尾忠則氏の作品を収蔵展示している岡之山美術館。
公園内にあり、三両連結の列車風の建物がユニークです。
美術館前の壁画も横尾氏によるもの。大きなセラミックの陶板に描かれています。
JR加古川線「日本へそ公園駅」
2003年、近畿の駅100選に認定されました。
昼間は3時間に1本しか電車が来ません。これじゃ輪行も無理か・・・
ホームの正面には加古川が流れてます。長閑な風景が広がりますね。
駅の横で「日本のへそ」の標識を発見!
駅のすぐ北西に経緯度交差点の標石がありました。背後には碑が建っており「東経百三十五度北緯三十五度交叉點海抜六十三米標識 大正十二年十月多可教育會建立」と読み取れます。
経緯度交差点
これが日本のへそかぁ~
へそ公園を離れて、加古川沿いに北上し、次の目的地、黒田庄を目指します。
JR黒田庄駅
黒田庄町は今では西脇市に併合されましたが、田園風景が広がる日本の里山。
ウルフルズのトータス松本の出身地でも有名かな?
駅舎は大変きれいです。最近建て替えたんでしょうね。
ポストの前でも記念撮影。
黒田庄の町紹介は次回にUPします。
本日のデータ
走行時間2:31 停止時間1:19 走行距離51.82 Av20.4 Mx61.2 総走行距離1890.0
夏休みの休日 [cycling]
林崎松江海岸
明石市・松江
お昼を明石で食べようと、海沿いの播磨自転車道(浜の散歩道)を走ってきました。
さすが夏休みの土曜。海岸は海水浴の人たちで賑わっていました。
明石では、魚の棚近くの食堂「魚食処ひよし」で昼ごはんと思っていたのが、なんと、お休み・・・
結局、ジェノバライン乗り場横の食堂「みどり」に入りました。
焼きサバ定食。650円。
少し明石公園に寄ってから帰ります。
公園内の明石球場で、高校野球・兵庫予選の準決勝をやってました。
ついでに見て帰ろうと思ったのですが、入場料700円だって。
お金取るんですね。予選なのに・・・
帰り道
磯遊びに夢中の子どもたち。夏休みしてますね~
海の家。浜への階段。
いつも静かな浜辺も夏は賑やかです。
本日のデータ 走行時間2:14 走行距離41.91 Av18.6 Mx36.5 総走行距離1785.0
街の行方(三木鉄道) [cycling]
三木駅近く 線路沿いの花畑
三木市・福井
始発駅の三木駅
三木市中心部からJR加古川線厄神駅(加古川市)までの6.6キロを結ぶ三木鉄道です。
7月3日(tue) XTC800で出かけました。
たった一両のディーゼル車が1時間に1,2本、田園地帯を走っています。
大正5年に「播州鉄道」として開業し、長年、三木特産の金物や米などを運んできた三木鉄道。
国鉄による買収後、民営化に伴って1985年に第三セクターに転換したという歴史があります。
近年は利用者も増えず、経常損益は毎年赤字の連続。
三木市が資金援助していましたが、このたび、三木鉄道の2008年3月廃止が決定しました。
こんな光景もあと半年あまりしか見られません。
鉄道廃止論が起こる度に、市民から反対の声がわき上がっていた存続問題。
全国の鉄道ファンからも存続の声が出ていましたが、とうとう決着です。
仕方の無いことかもしれませんが、ひとつの灯が消えるようで、少しさびしい気もします。
市長のコメントを先日、朝日新聞で読みました。
「一部の鉄道ファンのノスタルジーのために、これ以上多額の税金は使えない。」
実際、この街に暮らす人たちにとっては、切実な選択問題なのです。
一度失った鉄路は蘇ることはないのですから・・・
鉄道の廃止で町がさらに寂れる例が多いだけに、街の行方までも心配してしまいます。
地図: 三木鉄道 三木駅
本日のデータ 走行時間1:52 走行距離43.24 Av23.0 Mx43.5 総走行距離1453.2
レンガ塀の内と外③ 番外編 [cycling]
神田家洋館
加古川市・加古川町本町
レンガ塀シリーズ。最後におまけ・番外編です。
ニッケ加古川工場のレンガ塀のそばにある洋館 「神田家洋館」
縦長の玄関扉や、上げ下げ窓、正面に設けられた急な階段など、他に見られない独特の意匠などから、平成16年12月10日に国の登録文化財に指定されました。
レンガとコンクリートスラブによる2階建て。
鉄筋コンクリート造りの半地下室も備えてます。
そして南側の正面玄関は半円の欄間を持つ木製の扉が取り付けられています。
あまりにも急な階段。さぞかし登るのは大変そうですね。
2Fのパステルな雨戸。内側には洋風の上げ下げ窓が・・・。
補強改修工事によりベランダは全面鉄骨で支えられています。
明治末期から大正時代にかけて築かれたこの洋館は当初、写真のように2階部分までを建て、さらにその上の3,4階部分にレンガ造の倉庫を増築したようです。
その後、正面や側面にも増改築が繰り返され、元の洋館は外から見えなくなっていました。
そして、平成15年。建物の安全性から増築部分が撤去され、ほぼ一世紀ぶりに姿を現したのです。
完全分離型2世帯住宅のようにも見えます。隣の新築の家と比べると、天井も高そうですね。
宿場町の風情が残る加古川町の本町界わい。
昔ながらの商店や町家造りの建物が並ぶ中にあって、この洋館はひときわ異彩を放っています。
地図: 神田家洋館
レンガ塀の内と外② [cycling]
第9号倉庫
日本毛織 加古川工場
昨日に引き続き、ニッケ加古川工場です。
今回はレンガ塀の内側、工場内を紹介します。
イギリス発祥の鋸(のこぎり)屋根は、明治期に日本に伝わったようです。
古くからある紡績工場のたたずまい。
ノスタルジックな気分に浸りながら・・・
倉庫棟が続きます。
第10号倉庫
天窓に特徴のある工場棟。
事務所棟のようです。
工場内から見上げるとそこには「ニッケ」の看板が。
機械の大型化や空調の整備で改修を繰り返しながらも、工場棟は今も現役で活躍しています。
たたずまいは古くても、内側は最新の設備なんですね。
今の時代にも通用するレンガ造りの工場。当時の技術の高さに驚きます。
地図: 日本毛織加古川工場
レンガ塀の内と外① [cycling]
工場のレンガ塀
日本毛織株式会社のレンガ塀です。日本毛織は毛織物のメーカー。略称はニッケ。
1899年(明治32)、ここ加古川工場が操業を開始しました。
JR加古川駅から歩いて10分ぐらいのところにあります。
今回はこのレンガ塀にそって走ってみます。
まち全体を博物館に見立て、市民が創作した作品やガーデニングなどの公開を促す「加古川まちかどミュージアム」
この店の前の路地からレンガの道は始まります。
狭い用水路と塀にはさまれた小道を行きます。
ここのれんがは日本の規格より大型らしい。紡績技術とともに輸入されたのなら、おそらく英国製か?
ここまで大規模なレンガ造りの建物は少なくなりましたね。
紡績工場ならではの風合いです。
右へ左へくねくねと、まるでレンガの迷宮に入り込んだようで楽しい道です。
工場の正面に出ました。
整然と鋸(のこぎり)状の屋根が並ぶ、レンガ造りの工場棟です。
次回はレンガ塀の内側、工場内を紹介しますね。
加古川市・加古川町本町
本日のデータ 走行時間1:14 走行距離21.85 Av17.5 Mx35.1 総走行距離1409.9
地図: 日本毛織加古川工場
もうすっかり夏空 [cycling]
梅雨の晴れ間に [cycling]
昨日は天気が良く、朝から自転車に乗りたい気分でムズムズしてました。
夕方何とか仕事の都合がついたので、XTCでお出かけです。
目的地は、第2神明道路の大久保インター付近に出来たホームセンター「ホームズ神戸西店」
超大型店舗。最近出来たようで、気になっていたのです。
事務所から約10Km。快適な走行でした。
コールマンのチョークバッグを買いました。
写真は僕が散歩の時に身につけているウエストバッグですが、右側の小さいのがチョークバッグ。
ロッククライマーが手の滑り止め用に使う粉(炭酸マグネシウム)のチョークを入れる丸いバッグのことです。
いつもデジカメの出し入れが面倒なので、このバッグが欲しくて。
実際、すぐ取り出せて放り込むだけなので便利ですよ。
ここまで来たついでに、気になる店をあと2店周ってみます。
カレーショップ「あじーる」
神戸市西区・岩岡町岩岡
郊外にあるきれいなカレーショップ。
何度か車で前を通るたびに気になっていたお店です。
あいにく、クローズでした。
ここのカレーは評判もいいようなので、また来ることにしましょう。
お店の横にはかわいいポニーがいました。
あじーるのマスコットかな?
ジェラテリア「ビッグママ」
加古郡稲美町野谷
ジェラートとアイスのお店です。
ここもまた郊外です。でも、さすが人気店だけあって、お客さんが途切れませんね。
ラムレーズン、いちご、チョコチップ・・・
おいしそうなジェラートがケースにずらっと並んでいたのですが、なにせのどがからからで、レモンのシャーベットを注文しました。
300円。ボリュームたっぷりです。
ここは農園もやってるみたいで、自家製素材で作るアイス&ジェラートが自慢。
店の外のウッドデッキから周りの田んぼや池を眺めながらおいしくいただきました。
AM10:00~日没 定休日は火曜。
日没までとは、いかにも長閑なところですね・・・
地図: あじーる
地図: ジェラテリア「ビッグママ」
本日のデータ 走行時間1:43 走行距離37.64 Av21.8 Mx43.2 総走行距離1340.6
「日本のへそ」 西脇から中町へ [cycling]
春日橋
東経135度、北緯35度が交差し、経緯度で日本列島の中心点に位置することから「日本のへそ」とアピールしている西脇市。
今日は車で来ました。カナート西脇(ショッピングモール)に駐車し、XTCを組み立てます。
市内から県道427号線へ。この辺りまで来ると車も少なく、走りやすい道ですね。
JR加古川線の支線だった旧国鉄鍛冶屋線跡が遊歩道として整備されています。
ここは市原駅跡ですが、駅舎は廃線記念館になってました。
そして懐かしい感じの車両も保管されています。
どうやら、西脇市駅から鍛冶屋線跡遊歩道が始まっているようです。終点は中町の鍛冶屋駅。
また機会があれば走って見ましょう。
帰りは県道をそれて街中へ。長閑な自然の中を疾走します。
街中にある「あいさつ橋」
街ぐるみで取り組んでいる、あいさつ運動の拠点だそうです。ここを通る人は皆さんにこやかでした。
この日はあまり時間が無かったのが残念です。西脇は車でいつも素通りでしたが、自転車でポタすると結構いい街ですね。
今度は見所等下調べをしてゆっくり来ようと思います。
地図: 西脇市役所
本日のデータ 走行時間1:06 走行距離23.43 Av21.1 Mx43.1 総走行距離1251.8
漁師町 [cycling]
蕎麦屋は店じまい [cycling]
5月22日(火) 今日も五月晴れです。
夕方、2時間ほど時間ができたので、XTC800でお出かけです。
今日は小野市を目指しました。
リニューアルされたJR小野町駅にある蕎麦屋「ぷらっときすみの」では地元産のそば粉で打った蕎麦を味わうことができます。
自転車走らせて、心地よい疲労のところに、冷えたざる蕎麦・・・たまりません。
播磨町の事務所を出発し、稲美町を北上します。
稲美町といえば、前にも紹介した六条麦茶になる大麦の産地。 過去ログ: barley field :大麦畑
畑では早くも収穫が始まっていましたよ。
その稲美町を抜け、県道65号線に合流。上荘橋で加古川を渡ります。
ここからは山道。強烈な登りに入ります。
体力温存のため、途中の見土呂フルーツパークで少し休憩。
ここまで約45分。
さらに登りが続き、山陽道を越えて少し行ったところから、ようやく快適な下りです
今回は57.5kとこれまでの最高速度が出ました。
16:30 JR小野町駅着
楽しみにやってきた「ぷらっときすみの」です。しかし、店の暖簾が架かっていない・・・
その時、お店の人らしい方が出てきて聞いてみると、な、なんと今日の営業は4時で終わったとのこと。
あまりにも客の入りが多く、追加で打ったにもかかわらず、そばが無くなったらしい。
呆然と立ち尽くす僕を見て、気の毒そうに思ったのか、丁重に説明してくれました。
残念・・・
仕方が無いので、帰るとします。「ぷらっと」やってきたのがよくなかったのでしょうか?
もうすっかり脱力感。ペダルを踏む力も弱くなっていきます。おなかすいたなぁ。
白雲谷温泉「ゆぴか」
ここも以前に紹介しましたね。足湯のところです。帰りに寄りました。 過去ログ: 足湯と王将アイス
中の食堂で冷えた「明石海苔そば」なるものを注文しました。ざる蕎麦の代わりです。
結局、あと30分早く出ればと後悔しながらの帰還となってしまいました。
まぁいいか。気持ちの良いフィットネスに行ったと思えば・・・泣
次回再チャレンジです。
あっ、それと今回で100回目の記事でした。
いつまで続くかわかりませんが、このBlogを見ていただいてる皆さんに感謝です。
いつもありがとう!!
本日のデータ 走行時間2:01 走行距離41.21 Av20.3 Mx57.5 総走行距離1154.5
地図: ぷらっときすみの(蕎麦屋)
地図: 白雲谷温泉「ゆぴか」
Colors :色彩 [cycling]
Blue
播磨町新島
5月になって空のBlueが次第に濃くなってきました。これまでは晴れていても白っぽい空でしたもんね。
Green
明石市硯町
民家の塀のアイビーも新緑のごとくGreenが深まり、いきいきとしています。
Orange
播磨町新島
キャタピラー三菱製の重機です。明石市魚住町の工場で作られた工事用の重機がトレーラーに乗せられて、この人工島まで運ばれます。船積みされるのにここで一時ストックされているようです。
Orangeに輝く新車、その数200以上。上の写真、ショベルカーのアームがずっと向こうまできれいに重なって見えるのがわかりますか?Orangeのアーチです。
キャタピラー社CATのロゴ。まるで猫に囲まれちゃったみたいです。
本日のデータ 走行時間1:24 走行距離23.02 Av16.2 Mx40.5 総走行距離1105.0
地図: CAT船積ストック